富士山の麓のおいしい水で
農薬や肥料を使わずに育てたスーパーフード
クレソン
2019年春から、富士山の水の流れる富士宮市柚野地区にて、本格的にクレソン栽培を開始しました。
ずいぶん前から「スーパーフード」と呼ばれているクレソン。
その理由は・・・
クレソンがスーパーフードと呼ばれる理由
アメリカ疾病予防管理センター(CDC)の機関誌
「Preventing Chronic Disease(慢性疾患を予防する)」の2014年6月5日号に発表された研究で、
健康に重要とされるカリウム、食物繊維、タンパク質、カルシウム、鉄、チアミン、リボフラビン、ナイアシン、葉酸、
亜鉛、ビタミンA、B6、B12、C、D、E、Kの17の栄養素の含有量をもとに食品がスコア化されています。
スコア100点を獲得して第1位にランクインしたのはクレソン。
実は、重要な栄養素を幅広く大量に含み、長年スーパーフードとして知られている野菜なのです。
ちなみにクレソンの次に優秀な5つの野菜は、チンゲンサイ・白菜などChinese cabbageと呼ばれるもの (91.99点)、
フダンソウ(89.27点)、ビーツの葉(87.08点)、ホウレンソウ(86.43点)、チコリー(73.36点)でした。
クレソン田んぼの様子
クレソンは、年中を水をかけ流す田んぼで栽培します。
種をまくのではなく、苗を植えて殖やします。
ゴールデンウイークの頃、アブラナ科のクレソンに、可愛い白い花が咲きます。
苗にするのによい時期です。
春から田んぼづくりを始めて水をはった圃場に、白い花をつけたクレソンを植えました。
富士山の水ですくすく育ち、夏には田んぼ一面に広がりました。
冬は、霜や寒さから守ってあげるために、不織布のお布団をかけてあげます。