えごま油のこと
えごま油は、うっとりするような ”こがね色” 。
透明ビンにいれてその色を見てほしいんですが、とっても光に弱いので保存により適した遮光瓶に入れてます。
自分たちで種まきから育てたえごまを、加熱や化学的な処理を一切せず、圧力のみで搾ったえごま油です。
オメガ3系のα-リノレン酸たっぷり。
毎日計量スプーン小さじ一杯(約4g)加熱せず生のままお召し上がり下さい。
お椀によそったお味噌汁やジュースに加えるのもオススメです。
えごま油は熱にもとても弱いです。開封後は冷蔵庫に入れ、できるだけ1か月以内にお召し上がり下さい。
種まきから搾油まで
5月、種まきスタート。128欠のセルトレイに1粒ずつ蒔きます。
約1か月間、水やりをしながら育苗します。
苗が7~10センチになれば、畑に定植します。6月末までに終わらせます。
7月~8月半ば、苗が雑草に負けないくらい成長するまで、畝間を中耕し、除草作業を繰り返します。
7月には一株ずつ摘芯もします。
中耕・摘芯が終わると、成長を見守ります。
8月下旬~9月上旬に開花します。白い小さな花です。受粉後約1か月で実が熟します。
9月下旬以降、えごまの葉が黄色くなったら、刈払機でえごまの根元を刈り、4株前後にまとめてその場で乾かします。
1週間程度で株は乾燥し茶色になります。
茶色く乾燥したえごまを、スレッシャーで脱穀します。
脱穀後、ふるい、乾燥、唐箕がけをして米袋に詰めて保存したえごまの実を、搾油前にえごま専用水洗機で洗い、乾燥室で乾燥させます。
直接圧搾方式の搾油機を使って、非加熱でえごまを生のまま搾ります。
圧力がかかると、小さな気泡とともにジュースの様にえごま油が流れ出てきます。
搾ったえごま油は酸化数値を測定して品質確認後、瓶詰、シール貼り作業をして完成です。